「母乳育児とミルク育児どっちがいいの?」と悩んだことはありませんか?
私も産後は悩んでいました。
母乳のほうが体に良さそうな感じがするし、ミルクはパパも調乳できます。
実際に育児を経験してみると、どちらにもメリット・デメリットはあります。
この記事では、私の体験談をもとに、母乳育児とミルク育児のメリット・デメリットを比較していきます。
今現在悩んでいるママ・パパの参考になれば嬉しいです。
目次
私は母乳育児のほうが合っていた
私は母乳が出やすかったので、母乳育児を選びました。
結果的に私は母乳のほうが合っていました。
母乳育児を選んだ理由
母乳育児を選んだ理由として、下記の点で考えました。
- いつでもどこでも場所を気にせずに済む。
- 災害時のミルクのストックを考えなくて済む。
- 衛生面を考えなくて済む。
- 調乳をしなくていい。
- 調乳の時間を節約できる。 など
この中でも「災害時にミルクのストックを気にせずに済む」のは魅力的でした。
今は「いつ・どこで・どんな災害」が起こるかわかりません。
また災害が起こった際は、いつ救助に来るのかどこに支援物資が来るのかわかりません。
この点で私は母乳育児を選びました。
ミルク育児を選ばなかった理由
ミルク育児を選ばなかった理由は、下記の点でした。
- 災害時に哺乳瓶を持っては出れない。
- どこでもお湯があるわけではない。
- 衛生面を気にしないといけない。
- 乳頭を月齢ごとで替えないといけない。
- どんなにしんどくても調乳しないといけない。 など
今は粉ミルクの他に缶ミルクがあります。
缶ミルクの場合だと、冬にはミルクを温めないといけません。
粉ミルクでも、成長と共に調乳量が変わってきます。
調乳や飲む量は個人差があるので、母乳のほうが楽かなと思い、母乳育児を選びました。
母乳育児とミルク育児の違いとは?
母乳育児とは?
母乳育児とはママの母乳だけで赤ちゃんを育てる方法です。
特徴としては、赤ちゃんの吸う力で母乳の分泌が促されます。
私は出産後に「すぐ母乳は沢山出る」と思っていました。
ですが、搾乳しても最初の頃はなかなか出ません。
出ても服が少し湿るぐらいでした。
母乳は赤ちゃんの吸う力で分泌が促されるので、赤ちゃんの成長と共に量が増えていきます。
私は「すぐ母乳は沢山出る」と思っていたので母乳が出なくて泣いていました。
しかし、赤ちゃんの成長と共に量が一気に増えたので、すごく驚きました。
ミルク育児とは?
ミルク育児とは、粉ミルクや缶ミルクで赤ちゃんを育てる育児です。
母乳が出にくい場合や、体調によって母乳が難しい場合に使われます。
誰でも調乳することができ、育児の負担を分散しやすいのが特徴です。
パパやお祖母ちゃんお爺ちゃんも一緒にミルクをあげることができます。
混合育児とは?
混合育児とは母乳とミルクを併用する方法です。
特徴としては、母乳は出るけど量が足りない場合や、ママの体調がすぐれない時など、
柔軟に対応できます。
難産や帝王切開などで体調がすぐれない時には、混合にする人もいるようです。
私も二男を出産した際は、母子同室を希望していましたが、体調が良くなるまでは助産師さんにミルクを与えてもらいました。
母乳育児のメリット・デメリット
実際に、母乳にはどんなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
母乳育児のメリット
私が実際に母乳育児を経験して感じたメリットを紹介します。
メリットとしては下記の点でした。
- 赤ちゃんの免疫力が高まる効果がある。
- ミルクを作る手間が無い。
- 赤ちゃんとのスキンシップが増える。
- 夜間授乳は添い寝をしながらできる。
- 外出時に大きな荷物がいらない。
- ミルクの購入コストを気にしなくていい。
特に1番の赤ちゃんの免疫力が高まるのは実際に実感できました。
長男を出産した際に、最初は体調が悪くミルクを与えていました。
その後は母乳育児をしていました。
WHO(世界保健機関)によると、母乳には免疫をサポートする成分が含まれていると言われています。
担当の助産師さんからも「母乳にはこういったメリットがあるよ」とアドバイスを受けました。
実際に育児をしていると、風邪やコロナにかかった際は治りが早い感じはしました。
風邪やコロナにかかるとぐったりするイメージがありました。
しかし実際は、熱が出ていても食欲が旺盛で家の中で熱があるにも関わらず走り回っていました。
次男も同じく免疫力が高いのか、風邪を引く回数が長男の時より少なく感じています。
母乳育児のデメリット
次に母乳育児についてのデメリットです。
メリットが豊富な分、デメリットも豊富にあります。
デメリットを感じたのは下記の点でした。
- 初めての授乳は痛みがある。
- 乳頭が切れてしまう。
- 夜間授乳は睡魔との戦い。
- 母乳の出が良すぎると、母乳パッドから漏れてしまう。
- 動くだけで母乳が出てしまう。
- 授乳はパパも手伝えない。
- どれぐらい飲んだのか気にかけないといけない。
出産後の赤ちゃんは歯がありませんが、私が初めての授乳をした際は痛みがありました。
引っ張られる感覚で、乳頭ケアをしておかないとつけ根が切れてしまいます。
私も実際に乳頭の付け根が切れてしまいました。
また、母乳の出が良かったため、最初の頃は飲む量と分泌が比例していないためか、
よく母乳パッドから漏れていました。
タオルを4重に畳んで抑えていても、間に合わない状態でした。ものすごく恥ずかしかったです。
その他にも、どれぐらい飲んでいるのかを気にしないといけませんでした。
体重が増えていないと、便秘や何か異常があるのかいろいろと考えないといけませんでした。
母乳育児をしていてデメリットを感じたときには「ミルク育児のほうが楽そうだな」と思う日々でした。
ミルク育児のメリット・デメリット
次に、ミルク育児のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
私は実際には母乳育児で、ミルク育児は経験していません。
しかし、出産後直ぐの授乳は出来なく、ミルクを与えていました。
その時に感じたことを紹介したいと思います。
ミルク育児のメリット
ミルク育児のメリットを下記で紹介したいと思います。
- ママの体調が悪くてもパパが授乳することができる。
- 母乳量を気にせずに赤ちゃんにしっかり飲ませることができる。
- ママの食事制限などが無く、自由度が効く。
- 母乳瓶を持つことができるようになれば、自分で飲む子もいる。
入院時は1番を痛感しました。
出産後は体が思うように動かず、「誰か代わりに授乳してほしい」と感じていました。
また2番の量を気にせずしっかり飲ませることができる点は、便利で魅力的です。
調乳時にどれだけ作りたいかを調整できるため、月齢に合わせた授乳ができます。
飲む量が少ないと、直ぐに「お腹が空いているのでは?」とわかるので便利だと感じました。
3番に関しては、母乳育児だと食事の制限があります。
脂肪分が多い食事だと乳腺炎に悩まされる人の話を聞いたことがあります。
また、カフェインやアルコール類を控えないといけません。
ママが口にするもので母乳が変わることがあるそうなので、私も気を付けていました。
その点では、ミルク育児は安定的に授乳できるので、メリットとしては大きいと思います。
ミルク育児のデメリット
私が実際に入院時に感じたミルクのデメリットを紹介します。
デメリットだと感じたのは下記の点でした。
- どんなにしんどくても調乳したり缶ミルクを温めないといけない。
- 哺乳瓶の衛生管理は大切。
- 哺乳瓶・ミルク代などのコストがかかる。
- 月齢ごとに乳頭を替えないといけない。
- いつでもどこでも温かいミルクを作れるわけではない。
日中の育児はママがほとんどです。
パパも育休が取れる時代になりましたが、1年という長期で取得するのはまだ難しい時代です。
その中で言うと、ママがどんなにしんどくてもミルクを調乳しないといけません。
赤ちゃんが泣きながらの調乳となると、なかなかしんどいのではないかなと感じます。
私も入院中は、赤ちゃんが泣いていても、動かない体を動かしてミルクを貰いに行っていました。
結構なストレスを感じました。
また哺乳瓶の衛生管理は大切です。
消毒を行う必要があります。
ミルク育児をしてはいませんでしたが、白湯や麦茶を上げる際に小さい哺乳瓶を使っていました。
白湯や麦茶を与える用の小さい哺乳瓶でさえ、煮沸消毒は手間だと思っていました。
これが大きい哺乳瓶や、洗い替えの数が多いと、結構な仕事量になります。
外出時は哺乳瓶を持ち歩いたり、缶ミルクを持って行きますが、乳頭の衛生管理が気になるところです。
このうえコストがかかってしまうので、デメリットの数は少なくても、感じる重みは大きい気がします。
私が選んだポイント&体験談
私が実際に母乳育児を選んだ際のポイントと体験談を紹介したいと思います。
是非、判断材料の参考にしてみてください。
選ぶときのポイント
私が実際に母乳育児を選んだポイントは下記の点でした。
- 手間がかからないか否か。
- 育児のストレスが少ないか否か。
- 母子ともにWinWinなのか否か。
- 自分だけで事足りるのか否か。
この4つの点で判断をしていました。
1番に関して、育児は時間勝負で、時に手を抜くこともしないと自分がしんどくなってしまうと思っての判断をしました。
2番に関して、赤ちゃんを泣かせながら調乳をすることは私にとってストレスを感じやすい点だと思っての判断でした。
3番に関して、自分にとっても赤ちゃんにとっても最適なのかどうかの判断をしていました。
4番に関して、パパがいない時や災害時に「自分一人で育児ができる?」と考えの判断をしていました。
実際に母乳育児を体験してみた感想
実際に上記4つの点で母乳育児をしてみた感想を、お伝えしようと思います。
結果的には母乳育児を選んでよかったなと感じています。
赤ちゃんが泣きながら「お乳が飲みたい!」と伝えている時に、調乳するママさんを見たことがあります。
私はその光景が耐えられませんでした。
「もっと早く赤ちゃんにあげればいいのに」と簡単に思いますが、ママの体調によっては困難な時もあります。
母乳育児は環境や災害にとらわれることが無く、いつでもどこでも授乳することができます。
夜間授乳はしんどかったですが、自分の人生での時間を観たときには「一時的なこと」です。
赤ちゃんにとっても、お腹が空いたときは直ぐに飲みたいし、不安なことがあれば触れたいときもあります。
しんどい時もありましたが、実際にはしんどさも含めて楽しい授乳期間でした。
結局どっちがいいの?赤ちゃんとママに合った方法を見つけよう!
母乳押しの記事に見えますが、結局はどちらがいいのでしょうか?
タイプ別で見ていきましょう!
母乳育児がおすすめの人のタイプ
母乳育児がおすすすめの人のタイプは以下の3点だと思います。
- 授乳の手間を省きたい。
- 赤ちゃんとのスキンシップを楽しみたい。
- 母乳の分泌が良い人。
私はどちらかというとズボラタイプなので1番は実感できます。
母乳育児での授乳はカロリーを使うことなので、母乳の分泌が良い人にはオススメです。
母乳育児で痩せる人もいるようです。
私は食べる量が多かったので、産後太りしましたが。。。
ミルク育児がおすすめの人のタイプ
ミルク育児がおすすめの人のタイプは以下の3点だと思います。
- 仕事復帰を考えている。
- 母乳の出が少ない。
- 家族と育児をシェアしたい。
直ぐに仕事復帰を希望するママさんにはおすすめです。
保育園の間は、園の先生が調乳や衛生管理を徹底してくれます。
ミルクになれている赤ちゃんだと、保育園にも入りやすいです。
母乳の出が悪い人も、ミルク育児に罪悪感を抱かずに育児をしていいと私は思っています。
いつの時代も、母乳の出が悪い人はいると思います。
母乳が出ないことが悪いことではないので、家族とミルク育児を楽しんじゃいましょう!
パパも赤ちゃんにミルクをあげる経験をすると、ママが不在の間でも任せることができます。
いっぱいパパやお祖母ちゃんお爺ちゃんを頼りましょう!
まとめ:母乳もミルクも、どちらも愛情が沢山ある!
母乳育児もミルク育児も、どちらも愛情が沢山あると思います。
母乳の出が悪くて落ち込む人がいるようですが、落ち込む必要はありません。
体質的なものもあると思うので、家族みんなでミルク育児を楽しみましょう!
赤ちゃんはママの愛情を感じているはずです。
どんなことがあってもママのことが大好きです。
以上が[【母乳育児 vs ミルク育児】どっちがいい?私の体験談とメリット・デメリット比較]でしたが
どうでしたか?
どちらもメリット・デメリットはあります。
正解はないので、ママがストレスを感じにくいほうを選んでください。
赤ちゃんはママの頑張りを見てくれているはずです。
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世界中のすくすく育つ子供たちに乾杯!
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