赤ちゃんの便秘をそのままにしていませんか?
「そのうち排便する」「泣いてないから大丈夫」とそのままにしていると大変なことになるかも。。。
そのままにしてしまうと、直腸が伸びてしまいます。
そうなってしまうと、将来的に様々なリスクがあります!
今回は、なぜなのかを体験ベースで解説します。

赤ちゃんは泣くことでしか、便秘を伝えれない。。。
誰か気づいて。。。(泣)

日頃から体調の観察は大切です。
目次
便秘を放っておくとリスクが多い


どんなリスクがあるのか観てみよう!
直腸が伸びて貯める傾向
人の直腸とは、大腸の出口で肛門の繋がっているところを言います。
以下の写真で言うと、赤く○をしているところになります。

直腸は、排便を溜められるように柔軟な構造を持っていると言われています。
便秘が長引くと、直腸に便が溜まる状態が続き、
排便の感覚が鈍くなることがあるとも指摘されています。
さらに便が出ずに蓄積されると、
お腹の下の方(下腹部)がぽっこりと張るように見えることもあります。
腸は体内で水分や栄養を吸収する働きがあるため、長くとどまった便はどんどん水分を失い、
より硬くなりやすいとされています。
硬くなった便は排便時に痛みを感じることもあり、
それが原因で排便を嫌がるようになる悪循環につながることも。
こうした状態が続くと、排便のリズムが崩れやすくなるため、
日ごろから腸の調子を整えるケアを心がけることが大切だと考えられています。
排便をためらうケースも。。。
便が直腸に溜まっていても、排便には脳と腸の連携が必要とされています。
この連携がうまくいかないと、便意を感じにくくなってしまうことがあるそうです。
便が溜まった状態でさらに新しい便が送り込まれると、
腸内で古い便の水分が吸収されやすくなり、硬くなる傾向があると言われています。
硬くなった便は排便時に痛みを伴うこともあり、その痛みの経験が、
排便をためらうきっかけになってしまうこともあるようです。
大人でも、便秘によって排便時に痛みを感じることがありますよね。
赤ちゃんの場合も同じように、排便が「痛いこと」として記憶に残ってしまうと、
無意識に我慢してしまうことがあるかもしれません。
我が家の二男の時も、かなり痛そうでした。
水っぽい便から、粘土のような便になり、離乳食を始める前なのに固くなっていました。
定期的に綿棒浣腸をしていたとしても、固まってしまいます。
「排便は大事」「排便は苦しくないんだよ」と教えるためにも、
定期的にマッサージや綿棒浣腸などのケアをしていました。
便意を感じなくなる
便意を感じにくくなると、排便のタイミングがわかりにくくなることがあるとされています。
これは、直腸に便が長時間たまってしまったときに、
脳と腸の連携がうまく働きにくくなることが原因の一つとも考えられているようです。
一般的に、排便の欲求は腸から脳へのサインによって生じるとされており、
感覚が鈍くなると便秘が続くケースもあります。
そのため、肛門やお腹への優しい刺激が、便意を促すきっかけになる場合もあると言われています。
赤ちゃんの場合は、まだ体の機能が発達段階にあるため、
日頃からのお腹のマッサージなどが、腸の動きを助ける方法の一つとして紹介されることもあります。
浣腸については、医師の指導や相談のもとで判断することが大切です。
不安な場合は、自己判断せずに専門機関に相談するようにしましょう。
赤ちゃんの便秘のサイン


ぼくたちはいろんな形でサインを出しているんだよ☆
どんなサインを出しているのか教えるね☆
月齢や運動不足
赤ちゃんによっては便秘の時期は違ってきます。
生後1ヶ月を過ぎてから便秘が始まる子もいれば、離乳食時期から始まる子もいます。
大まかではありますが、大体の便秘の時期を下記にまとめました。
~赤ちゃんの便秘の時期~
・新生児期
運動をしなくて寝てばかりの子は。
便秘になりやすいことがある。
母乳よりミルクのこの方が、
便秘傾向にありやすい。
(※ミルクが悪いわけではないので注意)
・生後2~4か月
腸がさらに発達し、貯めることができる時期。
生理的便秘が始まる。
自分の力で排便が難し良い時期。
体の筋肉の連動が未発達のため。
・生後5,6か月
離乳食が始まり、授乳の回数が減っていく時期。
水分量が足りなくなるので、便秘になりやすい。
・生後7,8か月
生まれたときに母親から貰った
ビフィズス菌が減少し腸内環境が変わる。
大人に近い環境に変化しようとしているので、
便秘になりやすい。
赤ちゃんによっては、時期が来れば便秘する子もいれば、年中悩まされることもあります。
私も実際に1ヶ月検診を過ぎたあたりから、ずっと悩んでいました。
解消する時期もあれば、便秘を繰り返すこともありました。
長期戦ですが、その都度改善してあげる方がいいかなと思います。
お腹の下腹部が張るケースもある
便が溜まるところを直腸というところです。
胃のすぐ下あたりにあり、鏡で見たときに下腹部(おへそあたり)になります。
大人も便秘になれば、下腹部あたりが張ったりします。
赤ちゃんも便秘をすれば、下腹部あたりが張るケースもあるようです。
私の二男の場合は、出しても出しても張っていて、出べそになりかけていました。
赤ちゃんによっては2,3日でなくても機嫌が良かったりします。
ですが、あまりにも張っている場合はケアしてあげましょう。
オナラが臭かったり回数が多い
赤ちゃんの中にはゲップが苦手な子もいます。
ゲップが苦手な赤ちゃんは、オナラとして出しています。
おならの回数や臭いが気になる場合は、腸の状態に変化があることも。
もしかすると、一つのサインかもしれません。
腸内環境が悪くなっている可能性があるので、対処してあげましょう。
母乳やミルクを飲もうとしない
お腹は空いているのに、下腹部が張っていて飲むことができないことがあります。
あまりにも飲んでいなかったり、時間が6時間以上と空いている場合は病院へ行きましょう。
授乳ができていないと、脱水症状や栄養不足になっていることがあります。
私は二男が生後半年の時に、6時間飲んでいないことに気づき、病院を受診したことがあります。
その時に血液検査を受けました。
田舎だったこともあり、移動時間・受信時間・検査時間がかかってしまい、12時間弱授乳が無い状態でした。
検査の結果は、脱水症状・栄養不足があげられました。
長時間の拒否が続く場合は、小児科に相談してみると安心です。
体重が思うように増えない場合も。。。
体重の増え方に不安がある場合は、健診時などで医師に相談してみるとよいでしょう。
お腹が張っていて、思うように母乳やミルクなどが飲めていない。
お腹が張っていて、溜まっている便から水分や栄養素を取るしかない。
いろいろなケースが考えられると思います。
日頃から排便が少なかったり、検診時に思うように体重が増えていなかったら医師に相談しましょう。
状況によっては、エコーでお腹を検査してもらえるかもしれません。
赤ちゃんの便秘はケアできる

便秘はケアすことができる
赤ちゃんの便秘はケアすることができます。
日頃からベビーマッサージや、触れ合ったりしていますか?
実は日頃からのふれあいは、とても重要です。
肌や爪の長さなどの観察にもなりますが、便秘を発見する重要な役割もあります。
赤ちゃんとの足の運動をしたり、ベビーマッサージなどでママパパと触れ合うことは、
便秘などを解消する1つになります。
具体的な便秘解消法は下記のリンクから読んでみてください。
まとめ:ケアすることは大事
赤ちゃんの便秘は「そのうち治る」ではなく「今ケアする」ことが大事です。
赤ちゃんの時に治すことで、2歳3歳と成長したときに同じく
便秘をしたとしてもケアしやすくなります。
なので、便秘は赤ちゃんの時にしっかりケアしてあげましょう。

「難治性便秘」に関して「くにもと病院」さんが解説しています。
詳しくはこちらのリンクから。

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