赤ちゃんの便秘に悩まされている、ママパパ多いですよね。
私も二男が1ヶ月検診前後から便秘には悩まされました。
綿棒浣腸しか解決策が無かったのですが、いろんなことを試すと、今は便秘から解消されました!
今回は、赤ちゃんの便秘の原因と解決策を、私の体験を元に解説します!
目次
赤ちゃんの便秘は解消できる!
赤ちゃんが便秘になると、「一生便秘の子かも」と心配になってしまいますよね。
でも、赤ちゃんの便秘は必ず解消できます!
なぜ解消できるかを解説していきます。
赤ちゃんの便秘は、いずれ解消できる
焦らなくても、赤ちゃんの便秘は必ず解消できます。
なぜなら、赤ちゃんは発達段階中だからです。
すべての機能が、現在進行形で発達が進んでいます。
解消するためには、赤ちゃんの発達のタイミングもあるので「いずれ解消できる」という言葉になります。
解消の仕方は、人それぞれ
大人の便秘解消の仕方も、人それぞれ。
赤ちゃんの便秘解消も人それぞれです。
病院の薬で解消される子もいれば、解消できない子もいます。
どの解消法が合うのか、じっくり探す必要があります。
便秘が解消しない時は、どうしても焦ってしまいます。
しかし、成長と共に解消できることもあるので、焦りは禁物です。
なぜ赤ちゃんは便秘するの?
赤ちゃんは母乳やミルク、発達が進めば離乳食といったお腹に優しい物を食べています。
では、なぜ赤ちゃんは便秘するのでしょうか?
赤ちゃんの腸が発達段階中だから
赤ちゃんの腸が未発達が原因の場合を解説します。
時期によって、腸の発達が異なるので下記にまとめてみました。
~赤ちゃんの腸の発達~
・妊娠24~25週
腸が形成されていて、動いている。
胎便ができるようになる。
・生後1か月~3か月
大腸で水分の吸収が可能になる。
・離乳食時期
排便に臭いも出てくる。
クリーム状の質感になったり、硬さが出てくる。
腸が栄養素を吸収している証拠。
・その他
赤ちゃんによって腸が排便を貯める機能の時期が違います。
貯めることができたら、排便に水分が少なくなり、
出にくくなることがあります。
排便の形状によって、腸の発達が確認できます。
どんな質感で、どんな形状なのかを確認しましょう。
ママの腸内細菌が引きつかれているから
妊娠中にジャンクフードばかりだったり、健康に気遣っていましたか?
私は長男の妊娠時は、体重に関して厳しかったので、食べるものには結構気を使っていました。
ですが、二男の妊娠時は仕事との両立が厳しく、ジャンクフードやお惣菜が多かったきがします。
赤ちゃんはママの腸内細菌を引き継いで生まれてきます。
出産時のママの腸内によって、赤ちゃんの腸内細菌が決まります。
便秘の原因は、赤ちゃんの腸内細菌にあるかもしれません。
妊娠時は腸を圧迫するので、妊婦なら誰でも便秘気味にはなります。
ですが、腸内環境が悪くて便秘するのと、腸が圧迫されて便秘するのでは意味が違います。
詳しくはこちらをご覧ください。
私もこのページを見たときに、納得いきました。
ミルクの場合は便秘しやすい?
よく「ミルクは腹持ちが良い」「ミルクを飲ませた後は水分を飲ませないとダメ」など聞いたことはありませんか?
私の体験談ですが、「ミルクによって便秘する」は違うと思います。
なぜなら、現在スーパーや幼児のお店で売られているミルクには、腸を整えるビフィズス菌などが含まれているからです。
腹持ちは良さそうですが、ミルクが原因で便秘は考えにくいです。
赤ちゃんの便秘解消法6選!
ママの妊娠時の腸内環境に異常が無くても、赤ちゃんは便秘するときはします。
次男も比較時には排便する子でしたが、離乳食前などは便秘をしていました。
赤ちゃんが便秘したときの解消法を解説していきます!
体を動かして腸の体操をしよう!
寝ている赤ちゃんは、体を動かして運動しますか?
足を動かしていたり、腕をバタバタしたりと、どんな運動をして遊んでいますか?
次男は全く動きませんでした。
どこか障害があるわけでもなく、ただずっと寝ていました。
ずっと寝てしまうと、腸もなかなか動きません。
そこで紹介したいのが「うんちパニック体操」です。
次男もこの体操をしていました。
すると、体操が終わった時にはいきみ始めていました!
実際にやってみた感想としては、即効性がある感じがしました。
続けていくと、お腹に力を入れる感覚を掴めた様子がありました。
以下にリンクを載せておくので、是非行ってみてください!
「の」の字マッサージで腸を動かそう!
マッサージからでも、腸を動かすことはできます。
長男が便秘の時は、のの字マッサージで解消できました。
次男は残念ながら解消はできませんでした。。。
実際にやってみた感想としては、「軽い便秘なら治る」感じがしました。
実際に写真を使って、具体的に説明したいと思います。
まずは以下の写真をご覧ください。

この写真の赤い円形の矢印と鼠径部(足の付け根)がポイントです。
下記に解りやすく写真の解説をまとめました。
~ココがポイント・のの字マッサージ~
①ママパパの聞き手をパーにする。
②手全体でお腹を時計回りになでる。
(ゆっくり10回)
③ママパパから見て右下の鼠径部を上から下になでる。
(優しく3往復)
④これを3セットぐらいして様子をみる。
ポイントとして、ママパパの手全体で大きくなでましょう。
手全体で大きくなでてあげることで、赤ちゃんの腸全体を動かしてあげることができます。
マッサージをしている途中や、終わった後などにいきむしぐさをする時があります。
また、様子をみて4セット目5セット目をしてみてください。
マッサージをしても、ぜんぜんいきむ様子が無い場合は、お腹に貯める機能が発達しているかもしれません。
私の長男の場合、初めてしたときはいきみませんでした。
ですが1週間続けると、いきみ始めました。
赤ちゃんのタイミングもあると思うので、初めてしたときに排便できなくても大丈夫です。
少しの間は続けてみるのもアリです。
マッサージはママだけでなくパパも簡単にできるものなので、ぜひ挑戦してみてください。
水分補給でウンチに水分をあげよう!
大人も水分不足だと、排便しにくいように、
赤ちゃんも水分不足だと排便が難しくなります。
母乳やミルクだけでなく、冷ました白湯や麦茶なども水分補給になります。
また、性後6か月以降の赤ちゃんに果汁を与えるのもオススメです。
実際に私も長男と次男には、離乳食時期になると果汁を与えていました。
果汁を与えると、排便が柔らかくなり、健康うんちそのものでした。
~便秘の時の果汁の与え方~
①ミカンやリンゴの果汁を絞る。
②水で薄める。
③1日30ml程度を目安に与える。
オリゴ糖も与えている人もいるようですが、私はオススメしません。
お勧めしない理由を下記にまとめました。
~オリゴ糖をおすすめしない理由~
①加熱殺菌していないオリゴ糖があるから。
②糖分無添加のオリゴ糖を探さないといけない。
③与えすぎると下痢やお腹が張る場合があるから。
④原料によっては遺伝子組み換えがされているから。
⑤カロリー過多になる恐れがあるから。
小児科医の指導の元、行うのであれば心配はしません。
ですが自己判断で行うのは、オススメできません。
どの腸内細菌があっているか探そう!
離乳食が進むと、便が固くなっていく傾向があります。
その場合は、バナナやイモ類などの食物繊維が多い物をあげてみましょう。
ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆などの発酵食品も腸に効目があります。
長男は納豆、二男はヨーグルトで排便がしやすくなりました。
兄弟児でも腸にあう善玉菌は違うので、アレルギーが無い場合はいろんなものを試してみましょう。
食料品店で子供に合う腸内細菌が探せると、引っ越しといったことがあっても便秘に対応できます。
日本国内でも水質が違えば、土地の土壌に住んでいる菌が違います。
菌が違えば便秘になりやすい傾向があります。
私も実際に、関西圏から九州に引っ越しましたが、腸内細菌が違い便秘になりました。
土地の物を食べるということは、食べ物から腸内に菌が届きます。
腸に届いた菌が自分に合っていないと、便秘になってしまいます。
なので、食料品店での自分に合った菌を見つけることは大切です。
乳製品(ヤクルト・チーズ・ヨーグルトなど)、発酵食品(漬物・納豆・味噌・醤油など)様々なものがあるので、試して見つけてみましょう!
正しい綿棒浣腸で出してあげよう!
綿棒浣腸のやり方は知っていますか?
浣腸と聞くと「くせになったらどうしよう」と思う方もいるかと思います。
綿棒浣腸はクセにはなりません。
次男は生後2か月目から定期的に綿棒浣腸をしていました。
ですが、クセにはなっていなく、ヨーグルトを食べることによって排便できるようになりました。
動物の赤ちゃんは排便をする際に、母親にお尻を舐められるそうです。
それは人間のようにトイレットペーパーでお尻を綺麗にするためではありません。
刺激を与えることによって、排便しやすくしているそうです。
人間の赤ちゃんの綿棒浣腸も、それと似た効果があるのかもしれません。
綿棒浣腸の具体的なやり方と、注意点を下記にまとめました。
~赤ちゃんの綿棒浣腸の手順~
・準備物
大人用綿棒・ベビーオイル・タオル・ティッシュ・おしりふき
①大人用綿棒にベビーオイルをひたひたに付けておく
(垂れてしまうぐらいで大丈夫)
②赤ちゃんを寝かす下にはタオルを準備。
③オムツをはづして、お尻の下に引く。
④念のためティッシュを何枚かお尻とオムツの間に挟む。
⑤刺さりすぎないように綿棒の半分しっかり持つ。
(心配な方は半分以上持ちましょう)
⑥片手で足が暴れないほうに、膝をたたんで固定。
(イメージはカエル)
⑦ゆっくりベビーオイルがついた綿棒を入れる
(※声掛けをしながら、ゆっくり入れましょう)
⑧ゆっくりスローペースで出し入れする。
⑨綿棒の先が固い物にあたる感覚がでてくるので、
徐々に綿棒を出して様子をみましょう。
⑩ウンチが出れば綺麗に拭いて、肛門にベビーオイルを塗って終わりです。
赤ちゃんが嫌がるようであれば、直ぐにやめましょう。
必ず綿棒は半分又は半分以上しっかり持ちましょう。
赤ちゃんが暴れたときに刺さってしまう可能性があります。
もし、刺さってしまった場合は、無理に抜くのではなく、そのまま小児科を受診してください。
頻繁に綿棒浣腸をしてしまうと、肛門が切れてしまう可能性があります。
小児科医に相談したときに、先生が排便のサイクルを教えてくれました。
「食べたり飲んだりしたものは3日に1回の排便サイクルが平均」なのだそうです。
毎日食べた物が3日に1回出るので、本来は毎日出て当たり前です。
ですが、1週間の間でどうしても出なくて張っている時に、綿棒浣腸をしてあげましょう。
綿棒浣腸をする際は、発育が進むにつれて結構な体力を使います。
パパがいるときに手伝ってもらいましょう。
病院で相談しよう!
まずはママパパだけで悩むのではなく、小児科医に相談してみましょう。
私も二男の時に小児科の先生に相談をしていました。
2種類のお薬を試しましたが、どうしても出ませんでした。
薬の名前は忘れてしまいましたが、水などに1滴溶かすタイプと、鉄系の飲むと腸が水分を欲するものを
処方してもらいました。
最初の1回2回は効目があるのですが、徐々にやめていくと効果がなくなってしまいました。
二男の保育園のクラスの先生に相談すると、人によっては合う薬は違うことを教えてくれました。
その先生のお子さんも便秘に悩まされたそうです。
ですが、成長とともに便が出るようになり、お薬は卒業したのだそうです。
ママパパだけで悩むのではなく、病院の先生や保育園の先生など周りに相談してみましょう。
必ず答えがあります。
まとめ:「便秘気味だ」と焦らなくても大丈夫!
1週間排便が無くて機嫌がいい場合、焦らなくて大丈夫です。
腸に貯める機能がついてきている証拠かもしれません。
排便が無く、明らかに苦しそうな場合は、マッサージや病院に行きましょう。
私は二男の時に、1ヶ月検診後になかなか排便がありませんでした。
現在2025年3月時点で1歳10ヶ月ですが、沢山食べて押し出し式で便がきちんと出ています。
また本人もお腹が苦し良い時は、ヨーグルトを求めたり乳酸菌飲料を求めたりします。
病気で排便が難しい場合は別ですが、焦る必要はありません。
嫌がっているのに、マッサージや綿棒浣腸はやめましょう。
気になるようなら、病院で現在がどのような発達なのか先生に相談しましょう。
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世界中のすくすく育つ子供たちに乾杯!
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