妊娠中は食べ物や飲み物に気を使いますよね。
「本当に飲んでも大丈夫?」と不安になることも。
カフェインやハーブの影響が気になる妊婦さんも多いと思います。
この記事では、妊娠中に安全に楽しめる紅茶やハーブティーの種類、
避けるべきもの、注意点について詳しく解説します。
目次
妊娠中に紅茶やハーブティーを飲んでも大丈夫?
紅茶やハーブティーはリラックスできる一方で、カフェインが含まれているため、
コーヒーと同じく飲んでいいのか迷ってしまいます。
類似記事として、コーヒーに含まれるカフェインについて詳しくまとめた記事があります。
こちらも参考に読んでみてください。
妊娠中の紅茶はOK?カフェインの影響と注意点
紅茶にはカフェインが含まれているため、摂取量に注意が必要です。
妊娠中のカフェイン摂取量の目安は1日200mg以下とされており、
カップの大きさや入れ方にもよりますが、
紅茶1杯(約150ml)には約30〜50mgのカフェインが含まれています。
1日多くても4杯までの量であれば、飲んでも大丈夫ということです。
注意点としては過剰摂取にならないようにがポイントです。
飲んでもOKな紅茶の種類
実は紅茶にもデカフェ(カフェインを取り除いたもの)があります。
デカフェとは茶葉に含まれているカフェインを取り除いたものです。
カフェインが0%(ゼロ)というわけではないです。
飲んでもOKな紅茶を下記にまとめました。
~飲んでもOKな紅茶~
・デカフェ紅茶
カフェインが除去されているため安心。
カフェイン0%というわけではないが、
限りなく0%に近いもの。
・カフェインレス紅茶
カフェインの保有量が非常に少ないので安心。
・ルイボスティー(紅茶風味)
名前はTeaだがノンカフェイン
ノンカフェインはカフェインの保有量0%
ルイボスティーはルイボスの花から採れる紅茶
ミネラルも豊富で安心。
ノンカフェイン以外は微量ですがカフェインは含まれます。
ノンカフェインが良いという方にはルイボスティーおおすすめします。
避けるべき紅茶の種類
紅茶の入れ方によってはカフェインの量が変わってきます。
避けるべき紅茶を下記にまとめました。
~避けるべき紅茶の種類~
ストレートのブラックティー
(ダージリン、アッサム、セイロンなど)
カフェイン含有量が多め。
濃いめに抽出した紅茶
カフェイン量が増えるため注意。
冷たいストレートティーは氷が解けるのを考慮して、濃い目に抽出しています。
また、ストレートティーよりもカフェインは薄くなりますが、
「ミルクティー/ロイヤルミルクティー」も水と牛乳で煮出すので注意が必要です。
妊娠中のハーブティーはOK?安全な種類とNGな種類
「ハーブ」と聞くと、カフェインは思い浮かびませんよね。
どちらかというと薬草のイメージがあります。
ハーブティーはノンカフェインですが、成分によっては妊娠中に避けたほうがよいものもあります。
妊娠中に安全なハーブティー
妊娠中に飲んでも安全なハーブティーを効能と共にまとめてみました。
・ルイボスティー
ミネラル豊富で抗酸化作用も期待できる
・ジンジャーティー
つわり対策にもおすすめ、血行を促進し冷え対策にもなる
・ネトルティー
鉄分やミネラルが豊富で、妊婦の栄養補給に役立つ
・ローズヒップティー
ビタミンCが豊富で免疫力向上が期待できる
妊娠中は鉄分不足になったり、人によっては悪阻がひどい人もいます。
私は悪阻がひどくありませんでしたが、
ネトルティーで鉄分補給。ジンジャーティーで悪阻対策をしていました。
ハーブは西洋の薬草なので、体調によっては医師に相談しながら飲みましょう。
妊娠中に避けるべきハーブティー
普段体に良くても、西洋の薬草なので、妊娠中は避けたほうがいいものも出てきます。
どんなハーブを避けたほうがいいのか、下記にまとめました。
・ペパーミントティー
子宮収縮を促す可能性があるため、特に妊娠初期は注意
・ラズベリーリーフティー
子宮収縮を促し、分娩を助ける作用があるため、妊娠後期以外は避ける
・セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
ホルモンバランスに影響を与える可能性あり
・フェンネルティー
エストロゲン作用があり、ホルモンバランスを崩す可能性がある
・リコリスティー
血圧を上昇させる可能性があり、妊娠中は避けたほうがよい
この他にもセージ・ローズマリー・シナモンも神経刺激をしたり、子宮収縮を促すものもあります。
ハーブはお茶だけでなく精油も気を付けましょう。
妊娠中の紅茶・ハーブティーの上手な楽しみ方
妊娠中でも紅茶やハーブティーを適量楽しむことは可能です。
以下のポイントを意識して、安全に飲みましょう。
上手な楽しみ方と方法
一番安全なお茶は、やはり麦茶です。
ですが、気分転換したいときは、飲みたいですよね。
では、安心して飲むには、どのようにしたらいいのでしょうか?
下記にまとめてみました。
・1日1〜2杯を目安
カフェインやハーブの影響を最小限に抑える。
・薄めに入れる
カフェインや成分の濃度を下げる工夫する。
・体調を見ながら飲む
違和感を感じたらすぐに中止する。
・リラックスタイムに取り入れる
ストレス解消にも効果的。
過剰摂取にならないように、注意しながら、妊娠中を楽しみましょう。
まとめ:妊娠中の紅茶・ハーブティーを安全に楽しもう!
妊娠中でも、カフェインレス紅茶や安全なハーブティーを選べば、
安心して楽しむことができます。
また、カフェインが多い紅茶や特定のハーブティーは避けるようにしましょう。
適量を守りながら、自分の体調に合った飲み物を選び、リラックスした時間を過ごしてくださいね。
その他にも記事を更新中!トップページのこちらから読んで行ってください!
世界中のすくすく育つ子供たちに乾杯!
コメント