子供が発熱した際に「どうしたらいい?」と困った方はいませんか?
急に39度の発熱で焦った方はいませんか?
こんなときは、ママが居なくても冷静に対処しなければいけません。
病院に行くまでにどうしたらいいのか、持ち物は何かまで詳しく解説していきたいと思います。
目次
急な発熱、どうしよう。。。
生後半年の赤ちゃんや、園に行き始めた子供は、熱を出しやすい傾向にあります。
でも、初めての熱や急な発熱は、どうしても焦ってしまいますよね。。。
急な発熱で焦ってしまう
急な発熱で「健康管理していたのに(汗)」「熱が出るようなことはしていないのに(汗)」と焦ってしまうことありませんか?
実は子供には、風邪を引きやすい時期があります。
【生後3ヵ月頃~生後半年の発熱】
生後半年頃を過ぎると風邪を引きやすくなります。
お母さんから貰う免疫、お乳やミルクからの免疫が薄れていき、
自己免疫や抗体を獲得しようとするため。
また、予防接種での抗体を獲得することによって、予防接種後は少し熱がでます。
3歳までに突発性発疹が発生されます。
【初めての環境】
保育園・こども園・幼稚園・小学校など環境が変わると、その環境にある病原菌の感染があります。
「初登園の洗礼だね」と言われているものです。
環境に適応しようとしているので、発熱は頻繁にあります。
また、初めての環境で知恵熱が出ることもあります。
上記のように、子供たちは環境の適応や成長のために発熱しています。
発熱には何かしらの理由があるので、焦らなくて大丈夫です。
何をしたらいいのか、わからない
初めての場合は何をしたらいいのかわかりませんよね。
気持ちが先行して焦ってしまうので、「どうしよう」が頭をよぎってしまいます。
焦っている時こそ深呼吸です。
「とりあえず病院」「とりあえず救急車」「先生に診てもらえば何とかなる」ではありません。
親の正常な判断が必要です。
まずは深呼吸して、何が必要なのかを考えましょう。
慌てずに状況をみよう
発熱した際に、子供がどのような状況なのか見れていますか?
まずは状況確認です。
状況確認とはどうすればいいのか下記に書きました。
何時からの発熱かをみる
何時からの発熱なのか時間を確認していますか?
「○○時頃」「○○時半ぐらい」というざっくりでも確認したほうがいいです。
なぜなら、病院で診察する際は、発熱した時間を聞かれるからです。
「発熱の時間が長い」「微熱が出た時間から熱の時間が早い」などで状況は変わってきます。
必ず「いつ・どこで・何時」を伝えれるように確認をし、覚えておきましょう。
子供の状況をみる
発熱があった際に、子供がどんな状況か見ていますか?
「頭を打って、数時間して吐いた」「息が苦しそう」「咳・鼻水が出ている」など病院で確認されます。
発熱時間の確認の次は「子供にどんな症状があるのか」「どういう状況だったのか」などを
明確に伝えれるようにしましょう。
状況に応じて院内でトリアージ(優先順位)で早く診察する場合があります。
最初の問診票などに「明確に単的に応えれるように」しておきましょう。
救急車を呼ぶか否かを考える
「発熱があったから救急車!」ではありません。
救急車は緊急を要するときです。
例えば「アレルギー症状がひどい」「アナフィラキシー」「酷いやけど」
「骨が折れるなどの外傷」など、命に関わる今すぐの助けが必要な時です。
もちろん発熱も、ひどい場合は命に関わります。
ですが、まずは「どのような状況での発熱なのか」を判断しなければなりません。
風邪症状であればママやパパが病院に連れて行きましょう。
アレルギーや熱性痙攣などといった場合は、救急車を呼びましょう。
学校や園で発熱がありお迎えに行った際のポイント3選!
平日の日中であれば、学校や保育園などで、子供たちがどんなことをしているか分からないことが沢山あります。
以下のポイントを必ず忘れずに担任の先生に確認しましょう。
ポイント1:何時から何度の熱が出たのか聞く
まずは段階的にどのぐらい熱が出たのかを確認しましょう。(自宅だけの人も様子を見ながら確認)
~例(登校・登園が8時の場合)~
10時頃に検温した際に37.3度。
11時頃に再度検温の際に37.5度
12時の昼食前に再度検温した際に38.2度。
上記のように、どれぐらいの時間で熱が上がっているのかを確認しましょう。
子供は代謝が高いので、遊んで走っているだけでも急激に熱がでたり上がることがあります。
担任の先生も状況に応じて様子を見て、再度検温をしてくれています。
コロナ禍の初めの頃とは違って、37.5度が出たからと言って直ぐにお迎えの電話を掛けるわけではありません。
状況に応じての電話なので、お迎えの際は確認しましょう。
ポイント2:吐いたことや食欲はどうなのかを聞く
お昼御飯が食べれたのか、また食べたけど吐いてしまったなどがあれば聞くことが大切です。
また、子供にも「ゼリーやアイスなら食べれる」などいろんな状況があるので、聞いてみましょう。
どの程度栄養が取れていないのか、脱水気味なのかによっては、処方される薬が違ってきます。
最近の小児科では風邪のための抗生物質の処方はありません。
自己の免疫による回復を推奨しています。
熱が出てどうしても泣き止まない、食事ができない、38.5度が続いている場合は処方された解熱剤を使用しましょう。
小児科の場合はぐずっている時などは使用を推奨しています。
また、41.0度になると脳の細胞が攻撃されてしまうので、ぐずっていなくても使用してください。
内科の場合は38.5度になると熱性痙攣の恐れがあり、後遺症によっては大人になった時に車の運転を制限などがあるため、早めの使用を推奨しています。
熱があると食事もしにくいので、長時間何も食べていない状況であれば医師に伝えましょう。
ポイント3:学校や園で流行病があるかを聞く
学校や園での流行病があるのかを確認しましょう。
もしかしたら流行病にかかっている可能性があります。
食中毒・インフルエンザ・コロナ・胃腸風邪など、どれも感染拡大のスピードが速いです。
診断結果は先生の判断になりますが、診察時に流行病があるか否か確認されるので、
お迎えの際は確認しましょう。
また、兄弟児で第一子が学校で第二子が自宅などの場合、自宅や親の職場の状況も聞かれるので、
答えれるようにしておきましょう。
病院へかかる際の持ち物3選!
病院に行く際にバタバタとしていて、忘れ物をしていませんか?
病院に行く際に荷物の確認をしておきましょう!
保険証と子供の医療費免除の証書
出産後に市から「医療費免除の証書」を貰っていませんか?
病院に行く際は必要です。
都道府県や市区町村によって全額免除や初診1回200円など変わってきます。
必ず持って行きましょう。
どんな年でも母子手帳とお薬手帳
0歳や1歳の場合は母子手帳が必要の場合があります。
予防接種を何種類打ったのかの確認をする先生がいるからです。
また、月齢によっては服用できる薬が限られてきます。
必ず母子手帳を持って行きましょう。
お薬手帳が浸透して25年以上になるかと思います。
人によっては「粉薬が良い」「錠剤が良い」また「いつまで薬を飲んでいた」などの情報が必要です。
薬を服用中で別の薬が必要な場合「飲み合わせ」「分量」「かぶっていないか」など様々な確認を薬剤師さんはしてくれます。
医師の薬の処方で調整が必要な場合は、薬剤師さんは医師に確認を行うことがあります。
お薬手帳は薬のカルテです。必ず持参しましょう。
飲み物やオムツ等はいる
病院によっては長時間待つことがあるので、飲み物を持って行っておくといいでしょう。
オムツをしている子供であれば、履き替えようのオムツを持って行きましょう。
場合によっては、尿採取をするのに新しいオムツに履き替えるように持って行くといいでしょう。
まとめ:慌てない!まずは深呼吸!
まずは慌てないために深呼吸です。
「いつ・どこで・何時に」「食欲の様子・飲み物は飲んでいるか・流行病はあるのか」を確認し、単的に伝えれるように意識しましょう。
実は、救急隊員もこのように助けを求めている人の状況を確認しています。
それだけ大切で、医師にとっては重要な情報です。
また、病院にかかった際に気になることがあれば、ためらわずに質問しましょう。
「吐いてばかりだけど大丈夫?」「危険な吐き方はある?」「下痢をしているけどどうしたらいい?」など、どんな質問でも大丈夫です。
気になることが少しでもあれば質問しましょう!
「深夜や病院が空いていない」「救急車を呼ぶべきか分からない」そんな時は
「#8000」に電話をしましょう!
47都道府県どこからでも電話が可能です!
電話がつながらない時は厚生労働省のHPに電話番号が各都道府県ごとに書かれているので、掛けてみましょう!
厚生労働省のHP「#8000」はこちらから。
1人で悩まず不安があった場合は、いろんな人に助けを求めましょう。
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世界中のすくすく育つ子供たちに乾杯!
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