【朗報!】スマホ育児は悪?!発達への影響と悪影響に対する対策!

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 今の子育て世代の皆さんは、スマホ育児をされていますか?「スマホを渡すとじっとしているから」との気持ちと罪悪感が葛藤していると思います。大阪大学などの研究グループがスマホ育児に関しての研究報告がありました。どのような結果になったのかをみてみましょう。

スマホ育児はみんなしてるの?

 スマホ育児に関して罪悪感を抱いている方はいませんか?静かにしてほしい時、じっとしてほしい時など、様々なシーンがあると思います。実際にどんなシーンで、どんな気持ちでスマホ育児をしているのかを見てみましょう。

スマホ育児どんな時にしている?

 現代の子育てグッズには必須であるスマホ・タブレット。最近ではテレビにYouTubeを観れる機能があるものや、互換機のようなものも発売されています。どんなときにスマホ育児をしているのでしょうか。

泣いたりぐずったりしたとき:外出先や手が離せないときなどに活用している。

子育てアプリやゲームの利用:子供の知育などに関するゲームで気をそらす。

自分の時間を作るため:忙しい中で自分の時間を確保するため。

 アプリの充実によって、子供がぐずったりしたときに気をそらすために使用している人が多いと思います。また、知育アプリ等での英語学習や言葉の練習などにも利用している方もいらっしゃるそうです。

スマホ育児の体験に関してこちらも参考にしてみてください。

スマホ育児をしているけど罪悪感も・・・

 スマホ育児をしている、又は心配な人もいます。どんな心配事が多いのかみてみましょう。

視力の発達:長時間見ることによって、視力の低下が心配。

コミュニケーション能力:情緒面や感性、言葉の発達に関して影響があるか心配。

スマホ依存:長時間見せることによって、将来的に依存してしまうのではないかと心配

 視力の発達やスマホ依存に関しては、子供が大人になった時に心配することではありますよね。また、コミュニケーション能力に関しても「気持ちや意見を言えなかったらどうしよう」なども心配ですよね。

スマホ育児は悪影響なの?

 スマホ育児は悪影響なのか、気になるところですよね。2023年1月に大阪大学・浜松医大の研究チームがスマホ育児に関する研究を報告しました。また、スマホ育児は日本だけでなく、コロナ禍による影響で世界的が注目しています。アメリカのニューヨーク市立大学の研究チームと共に解析した研究でもあります。どんなものかみてみましょう。

どんな研究なのか

 現代ではスマートフォン・タブレット。一昔前はテレビ・DVDがありましたよね。WHO世界保健機関では平均デジタル視聴時間「スクリーンタイム」と言います。2歳の子供のスクリーンタイムを1日1時間までを指針としています。コロナ禍では外出も少なくなり、人との距離を保つ生活。生活様式が変わった中で1日1時間を順守している方は約3割ほどだそうです。

 スクリーンタイムが長くなることで神経の発達や社会性、運動機能の発達などに影響があるのではと議論されてきました。しかし、それらを否定する研究もあります。

1.どのような影響が、どの程度影響するのか。

2.スクリーンタイムについて保健指導や介入があったが、成功したことがない。

これらを考えるための科学的根拠がまだ少ないため、実際にどうすればいいのかが分かりません。これらを明らかにするために研究チームがつくられました。

どのような実験?

 では、具体的にどのような実験を行ったのでしょうか。

・2歳時にスクリーン時間を1日1時間以上見せる。
・4歳になった時にどのような影響があるのかをみる。

 至ってシンプルな実験を行っていました。しかし、その中で2歳8か月時に1日30分の外遊びを行うと、どのような結果になるのかという実験もありました。

気になる研究結果は?!

 親としてはすごく気になる研究であり、結果次第ではスマホの使い方を考えることも・・・

 どのような結果なのかみてみましょう。

スマホ育児の研究結果

子供の発達への影響は限定的である。

2歳までのスクリーンタイムが長いと4歳になった時の日常生活機能「お片付け・コミュニケーション」などに少し影響はあるけど、社会性「ごめんね・ありがとう・こんにちわ」などを言えるか否かに関しては、全く影響はないことが分かったそうです。

 また、日常生活機能に関しては、外遊びをすることによって改善されるかもしれないとわかりました。

まとめてみると・・・

・社会機能(挨拶など):影響なし

・コミュニケーション機能(意見が言えるなど):少し影響あり
2歳8か月時に1日30分の外遊び週6日以上しても影響なし

・日常生活機能(お片付けなど):少し影響あり
2歳8か月時に1日30分の外遊び週6日以上すると影響が大幅に軽減
しかし外遊びの何が要因になっているのかはわからない。

 すべてが悪影響ではないとわかると、少しホッとしたのは私だけでしょうか?

使い方やタイミングによっては「目がさえて眠れない」「言っていることを聞いてくれない」など、あるかもしれませんね。

遊びの重要性

 いつの時代でも遊びは大切です。外遊びでも室内遊びでも、子供はいろんなことを学んでいます。

基礎的な体力づくり・脳や感覚への刺激・お友達と遊ぶ際のコミュニケーションなど、外遊びではいろいろなことが身に付きます。

1. 体を元気にする:
外で遊ぶと、走ったり、ジャンプしたり、色んな動きをすることから、体が強くなります。公園で遊んだり、友達とかけっこしたりするのも、運動の一つ。運動は心臓や筋肉を強くして、病気になりにくい体作りができます。

2. 思考力や日常生活機能:
外で遊ぶと、体だけじゃなくて頭も使います。たとえば、友達と遊ぶときに「次は何をする?」と考えたり、何かを工夫して遊びを作り出したりすることがありますよ。そういう経験が、考える力やアイデアを出す力を育ててくれます。

3. コミュニケーションや社会機能:
外で友達と一緒に遊ぶことで、相手のことを思いやったり、ルールを守ったりする大切さを学べます。たとえば、かけっこをするときに順番を守ったり、友達が困っていたら助けてあげることで身についていきます。

スマホ育児もいいけど、遊びも大切

 今回の結果は、スマホ育児を「否定」することに対して「ちょっと待った!」と言える結果になりました。また、外遊びの何の要因があって悪影響に対して対策ができたのかはまだわかっていません。

 スマホ育児は忙しいママパパの見方ではありますが、挨拶や片づけなど習慣的なものは教えないといけません。保育園・幼稚園など外に任せていては習慣につながりにくいです。

 子供の習慣は大人になっても習慣の一部になるので、ちゃんと教えたほうがいいかもしれません。

その他いろいろな記事を更新中!よかったら読んで行ってくだいさい!

世界中の子供に乾杯!

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