子どもの発達が不安なときに読んでほしい|私の悩みと乗り越えた方法

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長男5歳がまだ2歳半~3歳の時に、喜怒哀楽はあっても言葉を話さずで心配でした。

「先生の言っていることや、お友達の話聞いてるかな?」と心配したことも。

今回は子どもの発達に不安を感じた私の実体験をもとに、

焦りを和らげる考え方や、家庭でできるサポートの工夫を紹介。

ひとりで悩まないためのヒントをお届けします。

結論:悩むより見守る方がいいかも

初めに私が悩んで乗り越えたから言える結論を言いたいと思います。

「悩むより見守る方がいいかも」ということ。

育児に悩みはつきものだし、初めての子だと特にいろいろ心配してしまう気持ちもわかります。

悩みすぎて、心配しすぎて、毎日寝不足やストレスの元になります。

私の場合は不安になりすぎて、園の先生や療育・言葉の先生にも相談していました。

「身体のバランスによって、「できること・できないこと」があるから、これからですよ。」

っと、言われるばかりでした。

私はどこかで「安心」を求めていたのかもしれません。

「悩み続ける日々はしんどい」と思い始め、

「何かあっても、私が最後まで一緒に頑張る」と、あるいみ覚悟みたいなものを決めました。

子どもの発達に不安を感じた私の体験

はじめての育児。まわりの子と比べて、我が子の「発達」が遅れているかも?

と気づいたのは、2歳半を過ぎたころでした。

言葉がなかなか出ない、話を聞いている様子がない…。

些細なことにも敏感になってしまい、検索ばかりしていた私。

「グレーゾーン」「療育」「発達障害」といった言葉に心が揺れ、

夜眠れなくなることもありました。

今思えば「自分の子は大丈夫なはず。グレーじゃない」と思っていて、

障害を持っている人の説明を子供にするとき「個性だよ」と教えてはいたけど、

「自分の子となると、認めたくない」部分があったのかもしれません。

他の子と比べて落ち込んでいた日々

公園や支援センターで出会う子たちが、当たり前のように会話しているのを見て、

「なんで長男は会話できないんだろう」と落ち込んだことも。

育児はこんなに不安と隣り合わせなんだと実感しました。

SNSを見ても、発達の早い子や育児を楽しんでいるママの投稿に圧倒され、

「自分はダメな母親なのでは」と負のループ。。。

一歩踏み出したきっかけ

ある日、2歳半の長男、園のお迎えの時に、クレヨンで書いた絵を見せてくれました。

裏が茶色・黄色・赤色で殴り書き、表が緑色・黄色・水色で殴り書き。

何を表しているのかを、長男に聞くと「イモムチ!・イモムチ!」と言いながら、

ハイハイで芋虫の動きを表現していました。

「確かに土は茶色だけじゃなくて、赤・黄も入っているよな。。。」

「はらぺこあおむしって、カラフルだよな。。。」

「言葉の数が少ないだけで、いろんなことを知っているんじゃないかな?」と思うようになりました。

園のママ友にも「早生まれって悩むよね。でも大丈夫。うちの長男も小3になってから変わったよ。」

っと、いろんな体験を聞かせてもらって、安心した部分が出てきました。

また、「発達には個人差がある」と専門家に繰り返し言われたことで、

少しずつ視野が広がっていきました。

発達を「診断」ではなく「個性」として見つめ直すきっかけになった気がします。

私が家庭で意識したこと・試したこと

子どもの“できた”を見逃さない

どんなに小さな変化でも「できたね!」と一緒に喜ぶようにしました。

例えば、「おかたずけするの嫌がったけど、最後までおかたずけできたね」

「1回目は謝れなかったけど、もう一回自分から謝ることができたね」など、

「できなかったけど、できるように頑張れた」「できないこともあるけど、できる事も増えているよ」

というところを意識しました。

本人も「何ができて、何ができない」のかがわからず、何かをチャレンジするときの

第一声「無理」「できないもん」「難しいかなぁ」と今までは言っていました。

4歳半5歳になってからは「チャレンジしてみる!」「難しそうだけどやってみる!」と

少しずつ、できる事を増やそうと頑張っています。

体験で学ばせる

我が家の長男の場合、本や読み聞かせはなかなか集中せずだったので、いろんな体験をさせています。

「力比べ」「重さ」「スピード」などを、ヒーローごっこ遊びなどで体験させました。

その中で、「力の強い弱い」「重い軽い」「早い遅い」などを理解するようになり、

言葉と意味がつながるようになってきています。

最近では2歳の次男とよく遊ぶようになり「力の加減」「スピードの加減」など「加減」を

体感で学んでいるような感じがします。

療育も頼りにする

「療育」というのは、私のイメージでは「重度の障害を持った子が行くところ」と思っていました。

ですが、市によっては、お手帳が無くても受けることができると知り、

「私が教えることができないところ、わからないところを、教えてもらおう」と思い、

現在5歳長男は毎週1回は療育に行っています。

「どんなトレーニングなのか、何の意味があるのか」など、トレーニング中を見る事ができ、

いろいろ教えてもらえるので、私も勉強になっています。

また、指導員の先生が親のサポートもしてくれるので、

「何に悩んでいるのか」「何に不安を感じるのか」などお話を聞いてもらえて、どうすればいいのか

教えてもらえるので、安心して通っています。

「今この子にできることは何だろう」と考える

焦ると「できないこと」にばかり目が行きがち。

それは親自身を苦しめてしまうこともあります。

それよりも、「この子が安心して過ごせる環境はどう作れるか?」

「今日は何が楽しかったかな?」と、できることに目を向けていくほうが、

心が少しずつラクになった感じがします。

不安はゼロにはならないけれど…

発達に関する悩みは、成長のたびに形を変えて現れます。

でも、少しずつ「この子のペースで育っている」と感じるようになり、

以前ほど不安に飲み込まれなくなりました。

困ったときは、信頼できる人に相談する。

専門家の手を借りることを迷わない。

親が孤立しないことも、とても大切だと感じています。

最後に|同じように悩んでいるあなたへ

子供の市の検診時に書く、発達のアンケートに答えるたびに

「これってまだじゃないの?」「できてないとダメなの?」と心が振り回されていた私。

できていなくてもいい、ただ答えればいいだけのアンケートでも、しんどく感じていました。

今まさに、子どもの発達で悩んでいる方がいたら、「あなただけじゃないよ」と伝えたいです。

私も毎日揺れながら、それでも子どもと向き合い続けています。

答えが見えない育児だからこそ、悩んでいるその姿勢自体が、

すでに立派な「子どもへのサポート」なのだと思います。

この記事が、読んでくれている人の助けになればうれしいです☆

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