【家庭の医学】子供のアトピー性皮膚炎は治る?経験者が行った効果的な改善方法5選!

投稿

子供のアトピー性皮膚炎を見ると、痛そうで何とかしてあげたいですよね。

兄(40代)私(30代)ですが、年中時に小児科に行くと、原因はわからないと言われました。

ですが、大人になり調べてみると、改善方法がわかりました。

実際に改善法を実践してみて、収まっているので、アトピー性皮膚炎の原因と改善方法を解説したいと思います!

アトピー性皮膚炎は寛解できる

アトピー性皮膚炎は寛解できる

アトピー性皮膚炎は寛解できます。

実際に私も沢山の対策を年中児~20歳になるまでしてきました。

自分に合った対策をとることで、痒みがマシになったりなくなったりします。

寛解とは全治っではなく、症状が治まっていたり症状の出方が緩やかなことを指します。

今でも「アトピーがマシになったな」と思う歳もあれば「今年はちょっと痒いかな」と感じるときもあります。

どのようにして、自分に合った対策を見つけるかが鍵になります。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹です。

体の成長と共に症状が出たり、少なくなったりと慢性的に続きます。

残念ながら、完治することはありませんが、「寛解(かんかい)」することはあります。

寛解の状態とは、一見治ったように観えはしますが、完治していなくて症状が出ていない状態の事です。

再度症状が出る可能性がある状態にあります。

幼児期にアトピー性皮膚炎になっても、大人になると症状が無かったりします。

ですが、高齢者になった時に、また症状が出てくる可能性が非常に高いです。

アトピー性皮膚炎の特徴

アトピー性皮膚炎は、通常の肌の皮膚炎とは違います。

特徴を下記にまとめてみました。

~アトピー性皮膚の特徴~
発症時期
 生後2~3か月頃から5歳までに発生することが多い。

・症状
 点々とした紅班・乾燥してカサカサなど

・症状の傾向
 体の左右対称に表れる。
 頭部・目・口周り・胸・背中・関節等に表れる

・痒み
 普通の湿疹とは違い、常に痒い。
 出血してもなお痒く、搔いてしまう。

・痛み
 出血しながらも掻いてしまうので、
 傷口が痛くなることもある。

アトピー性皮膚は体の左右対称に出たり、強く痒みが出て掻いてしまいます。

出血していてもなお痒いのが大きな特徴ではないかなと、考えられます。

なぜアトピー性皮膚炎になる原因

アレルギー体質が原因の場合

アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患の1つです。

両親がアレルギーやアトピー性皮膚炎を持っていると、すべて遺伝するわけではありませんが、

発生する確率としては高くなります。

アレルギーと言われると、「食物アレルギー」が思い浮かぶ方もいると思います。

食べ物を食べたことによって、アトピー性皮膚炎が出るわけではありません。

皮膚のバリア機能が低下している箇所(肌荒れの傷口)などから、手で触った食物の抗原が侵入し、

食物アレルギーが誘発することはあります(経皮感作)。

あくまでもアトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能の低下や免疫異常、アレルゲンの侵入によって引き起こされています。

生活環境やストレスが原因の場合

日頃、家の掃除を徹底していても、アトピー性皮膚炎になることはあります。

目に見えないダニやホコリ、エアコンフィルターのカビや鉢植えからの抗原など様々です。

またストレスも原因の1つです。

ストレスによって眠れなくなると、肌荒れの原因にもなります。

それにより、肌のバリア機能が損なわれ、そこからカビやホコリが侵入すると皮膚炎につながります。

目に見えない原因は厄介で、気を使うのに大変です。

幼児期は寝不足は無いと思いますが、肌が弱いため荒れて侵入するということかもしれません。

皮膚のバリア機能が低下が原因の場合

肌のバリア機能とは、皮膚が本来持っている機能です。

外部からの刺激や様々な抗原から、体を守ってくれる機能の事です。

この機能が低下していると、抗原などが入ってしまい、炎症が起こります。

バリア機能が低下する原因は、日々のストレスや寝不足、偏った栄養素の食事などです。

短期的に寝不足だっただけでも、時間差で肌に表れます。

日々のストレスと寝不足はほどほどにしましょう。

アトピー性皮膚炎に対する効果的な改善方法5選!

アトピー性皮膚炎に対する対策を5つ紹介します。

順に今すぐできるものから並べてあるので、実践してみてください!

1.掃除を徹底しよう

「掃除をするのは当たり前」と感じる人もいるかもしれませんが、見えないところの掃除をしていますか?

・シーツを毎日替える

・クーラーのフィルター掃除を週1回は必ずする

・洋服の手入れ(毛玉を取ったりなど)

これらの事を毎日するとなると、実際問題難しいですよね。

仕事をしていて1人暮らしをしていたり、フルタイムで共働きでもしんどくなるのではないでしょうか。

毎日できなくても、クーラーや洋服の手入れなど、使うシーズンになる前に済ませておきましょう。

目に見えないカビやホコリに付着している菌を取り除くことができます。

2.黄色ブドウ球菌を少なくする

黄色ブドウ球菌はいわゆる「バイ菌」と言われるものです。

このバイ菌がアトピー性皮膚炎の傷口に触れることで、痒みが出てきてしまいます。

皮膚を掻いても掻いても掻き続ける、出血してもなお痒いのは、バイ菌が傷口に触れているからです。

では黄色ブドウ球菌はどこにあるのでしょうか?

爪・肌・床・地面・砂地などあらゆるところに潜んでいます。

一番の効果的な方法は、手洗いするときに爪まで洗うことです。

私が実際にやってみて効果的だった手を洗う手順を、詳しく下記にまとめました。

~アトピー性皮膚炎に効果的な手の洗い方~
準備物:繊維の少ないタオルorペーパータオル
    手の消毒液・石鹸

①念入りに手の消毒をする。
 (爪の隅々まで消毒しましょう)

②水で洗い流して、石鹸でてお洗う。
 (指1本1本洗いましょう)
 (爪を立てて中まで洗う)
 (手の甲と手首も忘れずに洗う)


③水で洗い流したら、よく拭く。

④乾燥する前に皮膚炎の傷口を保湿。

なぜ手の消毒後に水で洗い流すのかというと、バイ菌の死骸を流したいからです。

死骸を流すことによって、少しでも刺激が無いようにと考えて実践してみました。

続けると効果がありました。

痒みがマシになる実感ができたので、是非やってみてください。

3.病院でもらった薬で保湿

自分に合った保湿剤をまずは病院で見つけましょう。

私は年中児にステロイド系の錠剤で、体質改善をしていました。

副作用が強く出てしまったので、最初の治療としてはオススメしません。

病院の医師の指示の元、問題がなければ大丈夫です。

しかし、医師の指示の元でも危険な場合があります。

今現在ステロイド治療をしていて、「これは副作用かな?」と思うことがあれば医師に必ず伝えましょう。

一番効果的な治療として、保湿剤は欠かせません。

また、アトピー性皮膚炎に関する保湿剤は沢山種類があります。

自分に合ったものが必ず見つかると思うので、根気強く試してみましょう。

4.紫外線と衣服の刺激を少なくする

紫外線や衣服の刺激を減らすと、痒みは激減します。

衣服の刺激(ニットなどのチクチク)は皮膚炎になっていなくても、痒みのきっかけになります。

紫外線で肌が焼けると、アトピーを刺激する元になったり、出現してしまうことがあります。

私は紫外線には気を付けています。

日焼け止めを塗っている時と、無い時では痒みや出現率が違う感じが実際にしました。

夏のシーズンは日焼け止め、冬のシーズンは衣類のチクチクを減らしてあげると、

年間を通して痒みがマシになりました。

痒みのきっかけを無くすことで、改善されることはあります。

是非実践してみてください。

5.食事改善をする

食事を改善し、腸内環境を整えることは非常に効果的です。

アトピー性皮膚炎は、必ずしも食べ物のアレルギーから起こっているわけであありません。

しかし、肌の調子を整えるには食べ物に気を使う必要があります。

発酵食品・野菜・食物繊維・青魚・卵・乳製品などをバランスよく取りましょう。

脂っこい物・チョコレート・スナックなど脂質が多いものは控えましょう。

時に食べたくなる時もあると思います。

食べるときは「1口だけ減らす」「食べる前にフルーツや野菜を食べる」などして工夫してみましょう

私も実際にフルーツ(特にリンゴや季節の物)を少しでもとるようにしていました。

効果としては、肌の調子は良くなりました。

いつもはお昼を過ぎて夕方近くなると、オイル肌のようにギトギトしてしまっていました。

しかし、食事前などに野菜やフルーツを1口でも食べるとマシになった感じがします。

関節や首回りに出ていたアトピーも、寛解されました。

昨今物価が高くなり、食事を替えることはなかなか難しい問題です。

週に1回1食から始めてみてもいいと思います。

食事改善のポイントは「無理なく長期的に続けること」です。

まとめ:自分に合った長期的に無理なく続けられる方法を見つけよう!

アトピー性皮膚炎を寛解させるには、長期的に実践しなくてはなりません。

幼少期にアトピー性皮膚炎と診断されたからと言って、諦めてはいけません。

幼少期のアトピー性皮膚炎と思春期のアトピー性皮膚炎の出方は違います。

現時点でひどい状況でも、成長が進むにつれてマシになることがあります。

寛解に向けて対処を行い、寛解を継続し続けれるようにしましょう。

その他にも記事を更新中!トップページのこちらから読んで行ってください!

世界中のすくすく育つ子供たちに乾杯!

コメント

タイトルとURLをコピーしました