子どもの急なけいれんに驚いた経験、ありませんか?
「子供が小さい間は、気を付けた方がいいよ」と母に言われ、いろいろ調べてみました。
調べる中で「てんかん」と「ひきつけ(熱性けいれん)」の違いに直面しました。
この記事では私の体験と医療機関の情報をもとにした学びを交えて、
違い・原因・症状・対処法についてわかりやすくまとめています。

知識も「備えあれば憂いなし」。
いろいろ調べて「そうなんだ!」と思うことがたくさんありました。

今回は一緒に勉強してみよう☆
目次
はじめに|「てんかん」と「ひきつけ」はどう違うのか?

「けいれん」と聞くと、体がガクガク動いたり、意識が消えたりするイメージがあるかもしれません。
でも、けいれんには「てんかん」と「ひきつけ(熱性けいれん)」という2つの種類があり、
それぞれの原因や対処法が違うそうなんです。
この違いを知っておいて、もし身近な人が発作を起こしたときは、
落ち着いて行動できるんじゃないかなと思います。
「てんかん」と「ひきつけ」の違いを比較

最初に「てんかん」と「ひきつけ」の特徴を見ていきましょう!
てんかんとは?
てんかんとは脳にある神経細胞が過剰に興奮をしてしまい、
発作を繰り返してしまう脳の病気と言われているそうです。
てんかん発作と間違われやすい病気がいくつかあるようです。
失神・心因性発作・過呼吸・パニック発作・脳卒中・中毒症状など。
この他にも様々な病気と間違われることもあるようです。
ひきつけとは?
自分の意志とは関係が全くなく、手足が突っ張ったり硬直するようです。
「ひきつけ」というのは「痙攣」を指す言葉だそうで。。。
また、小児痙攣の時に使われる言葉だと言われているようです。
熱が出たときに起こりやすいのが、熱性痙攣であり特徴です。
2つの違いを表で比較(原因・症状・発症年齢・持続時間など)
項目 | てんかん | ひきつけ(痙攣) |
原因 | 脳の電気の乱れ | 高熱が原因 |
タイミング | いつでも | 熱が出始めたときなど |
回数 | 頻繁 | ほぼ1回 |
発熱 | なし | ある場合・38度以上 |
私が調べていた時、「似て非なるものだけど、何かしら条件があるんだな」と思いました。
なので、子供が発熱した際には「何度の熱で、熱の出始めはいつか」を気を付けてみていました。
【原因】「てんかん」と「ひきつけ(痙攣)」が起こる理由とは?

てんかんの主な原因(脳の異常・遺伝・外傷など)
突然意識を失って反応がなくなるなど「発作」を繰り繰り返すようです。
原因や症状は人によって違います。
乳幼児から高齢者まで、どの年齢層でも発病する可能性があると言われています。
てんかんは、脳の中の電気の流れがうまくいかないことで発作が起こるようです。
原因はいろいろありますが、次のようなものがあります。
- 生まれつきの体質(親や家族にてんかん人がいる場合、なりやすいことも)
- 決断に強い事がある(事故や転倒など)
- 病気が原因(脳の病気や感染症の脳炎・髄膜炎など)
てんかんの中でも、「良性てんかん・難治性てんかん」があるそうです。
難治性てんかんは「ドラベ症候群」といって、多くの場合1歳までに全身、半身の痙攣で発症し、
その後も痙攣を何度も繰り返す病気があります。
ひきつけ(熱性痙攣)の主な原因(発熱・感染症・体質など)
ひきつけ(熱性痙攣)は主に、発熱時に起こるのが特徴のようです。
主な原因やメカニズムはいまだわかっていないそうです。
ひきつけ(熱性痙攣)の具体的な特長や対処法をまとめた記事があるので、
詳しくはこちらから読んでみてください。
【症状】発作時の違いと見分け方

てんかんの症状と発作の特徴(部分発作・全体発作)
てんかんの大きな特徴として、「いつ・どこで起こるのかわからない」ということです。
てんかん発作が起これば、1週間の間に何度も発作が起こる場合もあれば、
2年間間が空くということもあるようです。
てんかんの症状がどのような物なのか、下記にまとめてみました。
~主な症状~
・焦点発作
体の一部がぴくぴく
・全般発作
ぼーっとして意識がはっきりしていない
・自動症発作(意識減損焦点性発作)
歩き回る、顔をなでる、口を動かす
・失神状態
急にコミュニケーションがとれない
症状は人それぞれだそうで、
体の一部がぴくぴくしたり、ぼーっとしたりすることだけが発作ではないようです。
自覚ができないので、周囲の人からの助けが必要です。
ひきつけの症状(熱性痙攣など)
ひきつけ(熱性痙攣)は小学校就学前に起こりやすいと言われています。
私も調べていて、「就学前が多い気がするな」と思いました。
また良性の痙攣と悪性の痙攣があります。
ひきつけ(熱性痙攣)の具体的な特長や対処法をまとめた記事があるので、
詳しくはこちらから読んでみてください。
【対処法】てんかん・ひきつけ(熱性痙攣)の対処法

てんかん・ひきつけ(熱性痙攣)が起きた時の対処法
てんかん・ひきつけ(熱性痙攣)には適切な対処法があります。
また、どちらも対処法は同じなので、どんなものか見ていきましょう。
以下にまとめてみました。
また詳しく詳細を知りたい方は、こちらから読んでみてください。
~4つの対処法~
1.安全確認&慌てない
周囲の安全確認をし、二次被害が無いようにしましょう。
冷静に対処するために、まずは落ち着きましょう。
2.時間管理
てんかん・ひきつけ(熱性痙攣)の時間管理は必要です。
繰り返すのか・長時間なのかで、緊急度が変わってきます。
3.回復体位
回復体位をとることで、嘔吐物が口から流れやすくなります。
4.動画やメモを取る
動画やメモを取ることで、救急隊員や医師の役に立ちます。
どんな病状なのか・どのぐらい深刻なのか判断ができます。
【まとめ】正しい知識で正しく対処しよう
適切な対処で後遺症を防ぐことがでたり、軽くなったりするそうです。
慌ててしまう気持ちもわかります。
まずは的確な判断をするために、冷静になりましょう。


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