赤ちゃんを初めてお風呂に入れるときは緊張しますよね?「病院で助産師さんに教えてもらったけど、よくわからない」「できるか不安」などあるかと思います。今回は、お風呂の温度や時間などを教える記事にしたいと思います。退院後の不安を一緒に解消しましょう!
目次
赤ちゃんにとって適切なお風呂の温度は?
大人と違って赤ちゃんは温度の感じ方が敏感です。温度の感じ方が違うと、実際何度が適温なのか分からないですよね。
特に、ベビーバスを使う新生児期だと「暑すぎる?寒すぎる?」「温度が冷めてる?」などアタフタしてしまうことも…
各家庭によって温度は様々なようです。こちらからご覧ください。
では実際にどうすればいいかというと…
赤ちゃんお風呂の理想温度は37~40度
赤ちゃんをお風呂に入れる時の理想的な温度は、37~40度です。理由としては、赤ちゃんの肌は大人に比べて非常に敏感です。
大人でもお風呂の温度が40度だと熱く感じる方や、適温かなと感じる方がいるかと思います。
40度を超えてくると大人でもさすがに熱いと感じると思うので、確認したときに熱すぎないぐらいがちょうどいいと思います。
また「リビングで入れるorお風呂で入れる」「夏の昼間に入れるor冬に入れる」など環境によって、温度が下がりやすいなどがあります。
私が新生児期の子供を入れるときは、お風呂にベビーバスを置いて大人が入るの時に入れていました。
お風呂にベビーバスを入れて入ると、夏でも冬でもお湯の温度調整がしやすいことが利点です。
例えば冬だと、お湯を入れ替えることもできますし、濡れることやお湯があふれることを気にせずに済むのがいいかなと思います。
大人と一緒の時間にお風呂場で入れる場合、大人の浴槽にお湯をはっておくと湯冷めの心配はないと思うので、焦ることもなくなると思います。
・理想の温度は37~40度:ぬるめのお湯が赤ちゃんの肌に優しい
・温度計を使う:お湯の温度は正確に測る
・手首や肘で確認:大人が手で触っても熱く感じない程度
温度が高すぎる・低すぎる時の影響とは?
お風呂の温度が高すぎる場合、敏感な肌に負担がかかり、肌荒れや湿疹の原因になることが起こります。
また、熱いお湯は赤ちゃんをのぼせます一方、温度が低すぎる場合は、赤ちゃんが寒さを感じて体温が下がり、風邪をひきやすくなる可能性があります。
適切な温度でないと、赤ちゃんはお風呂を嫌がるようになるかもしれません。
健康に影響が出ることを防ぐためにも、温度管理は慎重に行いましょう。
・熱すぎるお湯は肌荒れや湿疹の原因
・のぼせのリスクが高まる
・低すぎるお湯は体温低下や風邪の原因
赤ちゃんに優しいお風呂の作り方
赤ちゃんに優しいお風呂を作るためには、適温のお湯だけでなく、周囲の環境も整えることが重要です。
また、赤ちゃんがリラックスできるように、お風呂の中で無理に動いたりせず、優しく体を洗ってあげることが大切です。
・お風呂場の温度管理:寒くならないように浴室も温める
・優しい洗い方:ゴシゴシ洗いのではなく、手で優しく洗う
・バスやチェアおもちゃの利用: 赤ちゃんが安心できる工夫をする
赤ちゃんのお風呂に適した入浴時間の目安
赤ちゃんのお風呂の環境づくりができれば、次は入浴です。
大人は入浴時間などは言葉で表すことができますが、赤ちゃんはできません。
ではどれぐらいの時間が適切なのでしょうか…
赤ちゃんの入浴時間はどれくらいがベスト?
赤ちゃんの入浴時間は5~10分程度が最適です。なぜこの時間がよいかというと、赤ちゃんの肌はとても敏感で、長時間お湯に浸かると肌が乾燥し、体温が上がりすぎてしまうのです短い時間で体をしっかり温めることができれば、赤ちゃんのためのお風呂は快適な時間になります。
この時間を守ることで、赤ちゃんがリラックスしやすく、お風呂を嫌がることなく過ごすことができるでしょう。
・5~10分が目安:体を十分に温める時間として最適
・赤ちゃんの様子を確認:お風呂が好きな子でも、長時間はびっくり
・体が冷えやすい場合:短時間で効率的に体を温める工夫が必要
お風呂の時間が長すぎるとどうなる?
赤ちゃんのお風呂に長く入れすぎると、肌の乾燥体温や体温の上昇といった問題が起こります。
赤ちゃんの肌は大人よりも水分を保つ力が弱いため、長時間お湯に浸かって水分が奪われてしまいます。
また、体温が上がりすぎると、のぼせや疲労感が増し、入浴後にぐったりしてしまうこともあるでしょう。
少し汗をかくことでむくみや水分の入れ替えをしたほうがいいかなと思い、私が新生児期の子供を入れるときは、鼻に汗が点々と少し出たぐらいで体を洗って、お湯を入れ替えてから上がり湯に少しだけ入れていました。
あがった後は嫌がったり、ぐったりすることもなく白湯をグビグビ飲んでいました。
様子を見ながら下記の事に注意をすれば、その子に合ったお風呂時間が見つかると思います。
・肌の乾燥を防ぐ:お湯に長時間浸からない
・のぼせやすくなる: 赤ちゃんは体温調整が未熟なため注意が必要
・疲れすぎてしまう:体が疲れやすく、入浴後にぐったりしてしまうことも
短い時間で安心!効率的なお風呂のコツ!
赤ちゃんのお風呂は短時間で効率よく行うことがポイントです。
短い時間でも、しっかり体を洗って温めるためには、いくつかの工夫が必要です。
整えたり、リラックスして順番を決めておくことで、無駄な時間を減らすことができます。
また、赤ちゃんができる環境を整えることで、よりスムーズにお風呂に入れられます。
・お風呂の道具を先に準備:タオルや石鹸をすぐに使える場所に置いてください
・洗う順番を決める:頭→体→おしりの順番など、毎回同じ流れにする
・赤ちゃんのリラックスを優先:おもちゃや歌などで楽しくお風呂に入る工夫をする
赤ちゃんのお風呂の頻度はどれくらいが理想ですか?
赤ちゃんのお風呂は毎日のほうがいいのでしょうか?「肌の油分がとりすぎない?」「カサカサにならない?」など気になりますよね。
赤ちゃんのお風呂は毎日必要ですか?適切な頻度とは
赤ちゃんのお風呂は、毎日入れる必要はありません。
なぜなら、赤ちゃんの肌は非常に敏感で、頻繁にお風呂に入れて乾燥したり、肌荒れの可能性があるからです。
悪いわけではなく、適切な頻度と方法を守れば、清潔を保ちながらも肌を守ることができます。
では、どのような頻度が正しいのか? 基本的には、赤ちゃんの汗の量や季節に合わせて決めてよいでしょう。
・生後すぐは2~3日に1回でもOK:肌の負担を軽減するため
・汗をかきやすい時期は毎日:夏や運動後は清潔に過ごせるため
・冬は毎日なくてもよい:肌の乾燥を防ぐため、2日に1回程度でも問題ない
赤ちゃんの肌の状態を見ながら、適切な頻度でお風呂に入れてあげることが大切です。
夏と冬で変わるお風呂の回数のポイント
赤ちゃんのお風呂の回数は、季節によって調整するといいと思います。
夏は赤ちゃんも汗をかきやすく、皮膚の汚れが大切なので、毎日お風呂に入れてあげるのが早いです。
冬は空気が乾燥しやすく、肌も敏感になるため、毎日入れる必要はありません。
・夏は毎日お風呂に入れる:汗をかきやすく、清潔を保つため
・冬は2日に1回でもOK:肌の乾燥を防ぐため、入浴頻度を減らす
・お風呂以外で体を清潔に過ごす:冬は濡れタオルで体を拭くなど、毎日お風呂に入らない分、汚れを落とす工夫をする
赤ちゃんお風呂で気をつけたい安全ポイント
赤ちゃんのお風呂は楽しい時間であると同時に、安全への配慮がとても大切です。
なぜなら、赤ちゃんは体温調節が未熟で、大人に比べて事故に遭いやすいからです。
ちょっとした工夫で事故のリスクを減らし、安心して入浴させることができます。
・温度差に注意:浴室と脱衣所の温度を一定に保つ
・お湯の温度は37~40度:赤ちゃんにとって最適な温度
・短時間で済ませる:入浴時間が長くなると体が冷えたりのぼせたりしやすい
・必ず付き添う:何が起こるかわからないため、赤ちゃんから目を離さない
これらに注意することでヒートショックを防ぐことができます。
お風呂の温度差に注意!ヒートショックを防ぐ
お風呂場と脱衣所の温度差には特に注意が必要です。
急な温度変化は、大人でも「ヒートショック」といって体に負担をかけることがあり、赤ちゃんの場合も同様です。
体温調節が難しい赤ちゃんにとって温度差は負担になりやすいので、できるだけ温度差を小さくする工夫が重要です。
・お風呂場を温める:冬は暖房や温風ヒーターを使って浴室を適温に
・脱衣所も暖かく:特に冬場は寒さを感じさせないように
・お風呂上がりにバスタオルで包む:体が冷える前にタオルで保温
お風呂中の事故を防ぐための3つの基本
赤ちゃんのお風呂中の事故を防ぐためには、事前の準備と注意がとても大切です。
赤ちゃんは予期しない動きをすることが多く、大人が思わぬ瞬間に危険な状態になることがあります。
安全な入浴時間を保つための基本ポイントを理解しておくと、安心です。
・目を離さない:どんなに短時間でも、赤ちゃんから目を離さない
・滑り止めを敷く:浴槽や床が滑りやすくないか確認する
・入浴前に準備を整える:タオルや着替えを手の届く場所に置く
赤ちゃんお風呂の楽しみ方とリラックス法
赤ちゃんにとってお風呂はリラックスできる時間です。
リラックスすることで睡眠の質が上がったり、親子の絆が深まったりといった効果も期待できます。
ちょっとした工夫で赤ちゃんがお風呂を楽しめるようにしましょう。
赤ちゃんがリラックスするお風呂の環境作り
赤ちゃんが安心してリラックスできるお風呂の環境を作ることは、お風呂を楽しい時間にするためにとても大切です。
お風呂は一日の疲れを癒やす時間でもあり、リラックスできればより良い睡眠にもつながります。
・照明を調整:眩しすぎない明かりにすることで、赤ちゃんがリラックスしやすくなる
・おもちゃを用意:水遊びができる安全なおもちゃで、お風呂を楽しめるようにする
・声かけをしながら入れる:優しい声で話しかけると、安心感が増しやすい
お風呂で親子のスキンシップを楽しもう
お風呂の時間は、赤ちゃんとの親子のスキンシップを深める絶好の機会です。
肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんに安心感を与えられるだけでなく、親も癒やされます。
お風呂でのスキンシップを大切にすることで、赤ちゃんとの絆を深められるでしょう。
・肌に触れることで安心感を与える:優しく体を洗い、赤ちゃんが安心できるように
・歌や話しかけで楽しい雰囲気に:楽しい声かけや歌でリラックスできる環境に
・タオルで包んで抱っこ:お風呂上がりにタオルでくるんで、温もりを感じさせる
その他にも記事を更新中!よかったら読んで行ってください!
世界の子育てしている方へ乾杯!!
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