【子供が病気!】小児科と内科どっち?迷わない選び方ガイド

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 子供の年齢によって小児科なのか内科なのか困ることはありませんか?実際、私自身学生の時に悩んだことがあります。また熱に関しても、小児科と内科では見解が違うので、迷ってしまいます。この記事では小児科と内科の違いから、迷った時の対処法をお教えします。

子供が病気の時、小児科と内科どっち?

 旅行先や近所に小児科が無い、又は内科が無いなど困ったことはありませんか?私は引っ越しをした当初、車の運転もままならないペーパードライバーだったので、すごくこまりました。

 また学生の時に小児科の先生が風邪などを、きっちり見ていたので内科に行くのに抵抗感がありました。私を診てくれた先生は「高齢者出ない限り小児科でも大丈夫。内科は内臓の機能を診るから、風邪ぐらいだったら小児科で大丈夫。」だと教えてくれました。

 子供の解熱剤に関しても小児科と内科で見解が違うようです。小児科では免疫力を付けるために、38.5度以上40度以下で、ぐずっていなければ解熱剤は入れなくてもいいという見解。一方で、38.5度を超えると熱性痙攣の恐れがあり、後遺症が残ってしまうと、大人になった時に車の運転ができなかったりするので、解熱剤を入れたほうがいい。という見解もあります。

ますますどっちがいいのか・・・

小児科と内科の違いをわかりやすく解説

 小児科と内科の大きな違いは、診察する対象年齢や得意とする病気にあります。小児科は主に0歳から中学生くらいまでの子供を専門に扱い、成長や発達に関する知識が豊富です。特に、子供特有の病気や体の発達に応じた治療が必要な時に頼りになります。対して、内科は大人を含めた広い年齢層の患者を対象とし、呼吸器や消化器、循環器などの一般的な体の不調に対処します。

違いを整理すると・・・

小児科:0歳〜中学生までが対象。成長・発達に関する病気や予防接種も含む。

内科:成人も対象。一般的な病気の診察や治療を行う。

 子供の体は大人と異なり、特有の成長過程や病気があるため、小児科が適していますが、軽度な症状であれば内科でも問題ありません。

小児科と内科、どちらを選ぶポイント

 子供が病気になった時、まずは症状の種類や重さを基に小児科か内科を選ぶことが大切です。一般的に、子供にしか起こらない病気や、成長・発達に関わる相談は小児科が適しています。例えば、水痘や風疹などの感染症や、発達に関する疑問や相談は、小児科での診察が望ましいです。

一方で、軽い風邪や腹痛などの一般的な症状であれば、内科でも十分対応できます。特に、内科が近くにあり、待ち時間が少ない場合は、内科での受診を考えることもできます。

小児科に行くべき時:発達に関する問題や、子供特有の病気が疑われる場合。

内科でも良い時:軽い風邪や腹痛など、一般的な症状の時。

迷った時は、かかりつけの医師に相談するか、病院に電話で確認するのも良い判断基準となります。

病院によってルールや見解は違いますが、こちらを参考にしてみてください。

子供の症状別で見る小児科と内科の選び方

発熱や咳の時、小児科と内科どっち?

 子供が発熱や咳をしている時、どちらの科にかかるべきか迷うことがあります。基本的に、小児科は子供特有の病気や成長に関する知識が豊富なため、乳幼児や小さな子供の場合は小児科を選ぶことをおすすめします。特に、発熱が39度以上や長引く場合、また咳がひどくて呼吸が苦しそうな場合は、小児科の受診が適しています。

 一方、内科は大人の病気にも対応していますが、軽い発熱や咳であれば内科でも診てもらえます。例えば、微熱が続くだけの状態で、子供が元気な場合は、内科にかかっても問題ありません。特に、かかりつけ医が内科の場合や、小児科が混んでいる時は、内科を利用するのも一つの選択肢です。

ポイントを整理すると・・・

小児科に行くべき場合:高熱やひどい咳、呼吸困難などの重症が疑われる時。

内科でも良い場合:軽い発熱や咳で、その他の症状が見られない時。

このように、症状の重さや子供の年齢に応じて、小児科か内科を選ぶと良いでしょう。

お腹の痛みや嘔吐で小児科と内科どっち?

 子供のお腹の痛みや嘔吐は、親としては心配になりますが、どちらの科に行くべきかは症状の重さや頻度によって判断します。特に、嘔吐が繰り返し起こる場合や、下痢を伴う場合は、小児科での診察をおすすめします。これは、子供特有の胃腸炎や感染症が原因のことが多く、小児科医の専門的な対応が必要だからです。

 一方で、軽い腹痛や単発の嘔吐の場合は、内科でも診察可能です。例えば、食べ過ぎや軽い食あたりによる一時的な症状であれば、内科での診察が適しています。また、内科でも基本的な検査や薬の処方ができるため、早く対応してもらいたい時や、症状が軽い時には内科を選ぶのも良い判断です。

小児科に行くべき場合:嘔吐や下痢が頻繁に続く時や、症状が重い場合。

内科でも良い場合:軽い腹痛や単発の嘔吐、食べ過ぎが原因の時。

症状の状態や子供の様子を見て、適切な科を選びましょう。

小児科が適切な症状と理由

子供特有の病気は小児科へ行くべき理由

 子供は大人とは違い、特有の成長過程や病気があります。そのため、子供特有の症状が出た時には、小児科での診察が適切です。小児科の医師は、子供の体の発達や免疫力、病気の進行具合を熟知しており、年齢や成長に応じた治療ができる専門家です。

 例えば、子供が水ぼうそうおたふく風邪などの感染症にかかった場合、小児科の医師はその症状の進行具合や、感染を広げないための対策に詳しいです。また、予防接種も小児科で行うべき重要なケアの一つです。予防接種は、子供の免疫力を高めるために不可欠であり、適切なタイミングでの接種が必要です。

・子供の発達に合わせた適切な治療が受けられる。

・子供特有の感染症や病気の診察・治療に精通している。

・予防接種など、成長に必要なケアを受けられる。

このように、子供の成長や健康に関する問題がある場合は、小児科での診察が最適です。

小児科で見てもらうべき具体的な病気

小児科で診てもらうべき病気には、子供に特有のものや、成長過程で特に注意が必要なものが多くあります。例えば、アトピー性皮膚炎ぜんそくといった、子供に多い慢性的な病気は小児科での専門的な診察が必要です。これらの病気は、成長に伴って症状が変化することが多く、子供の体に負担がかからないように適切な治療を行う必要があります。

また、手足口病水痘といった、学校や保育園で流行する感染症も小児科での治療が推奨されます。これらの病気は、大人にはかからないことが多いですが、子供にとっては非常に感染しやすく、適切なケアを行うことで症状の悪化や周囲への感染拡大を防ぐことができます。

小児科で診てもらう具体的な病気

アトピー性皮膚炎:肌のかゆみや湿疹を引き起こす、子供によく見られる慢性の病気。

ぜんそく:呼吸困難や咳が続く場合に、小児科で適切な管理が必要。

手足口病、水ぼうそう:学校や保育園で流行する感染症で、早めの治療が必要。

これらの病気は、専門知識を持つ小児科医に診てもらうことで、適切なケアが受けられます。

内科で対応できる子供の症状とは?

軽い風邪や腹痛は内科で大丈夫な場合

 子供が軽い風邪や腹痛を訴える時、必ずしも小児科を受診する必要はありません。特に、症状が軽い場合や元気がある時は、内科での受診でも十分対応できます。内科は大人を含む広い年齢層の患者を診察しており、軽い風邪や腹痛といった一般的な病気には適しています。

たとえば、微熱や軽い咳、喉の痛みだけの風邪症状や、一時的な腹痛で、食欲もあって普段通り元気な場合は、内科で薬の処方や基本的な診察を受けることが可能です。また、内科が自宅や学校に近く、小児科が混んでいる場合なども、内科を選ぶことで早めに診察を受けることができます。

内科を選ぶときのポイント

・軽度な風邪や腹痛で、他に重大な症状がない場合。

・子供が元気で、食欲や日常生活に影響が少ない場合。

・小児科が混んでいたり、近くにない場合に内科で早めに診察を受ける。

軽い症状であれば、内科での診察でも問題ありませんが、長引く場合や症状が悪化する場合は、小児科への受診を検討しましょう。

内科を選ぶ時の注意点と見極め方

 内科を選ぶ時には、症状の重さや継続性を考慮することが大切です。軽い症状であれば内科でも十分対応可能ですが、いくつかのポイントに気をつける必要があります。例えば、内科は大人を対象とすることが多いため、小さな子供の成長や発達に関する問題にはあまり対応できない場合があります。

 また、内科を選ぶ時には、症状がどれくらい続いているかも大切な判断基準です。例えば、微熱が3日以上続く、腹痛が何度も繰り返される場合は、内科ではなく、小児科で専門的な診察を受ける方が安心です。また、子供がぐったりしている、あるいは脱水症状が疑われる時には、すぐに小児科や専門医を受診すべきです。

内科を選ぶときの注意点

・軽い症状が長引く場合は、小児科の診察を考える。

・子供特有の病気や成長に関わる問題には、内科では十分な対応が難しいことがある。

・脱水や極度のぐったり感がある場合は、緊急性が高いため、小児科や救急を選ぶ。

内科を選ぶ際には、これらの点に注意しつつ、症状の軽さや継続性に応じて適切に判断しましょう。

H2: 小児科か内科か迷った時の対処法

かかりつけ医に相談するのが安心な理由

 小児科と内科どちらに行くべきか迷った時、かかりつけ医に相談するのが最も安心な選択です。かかりつけ医は、普段からお子さんの健康状態や病歴を把握しているため、適切な判断がしやすいです。また、かかりつけ医に定期的に通うことで、病気の早期発見や予防にもつながります。

 かかりつけ医の利点は、子供の成長過程を長期的に見守ってくれる点にあります。たとえば、これまでの病歴やアレルギーの有無、生活習慣を考慮して診察してくれるため、病気の原因をより正確に見つけやすいです。さらに、急な病気の時でも、電話での相談や、適切な専門科を紹介してくれるため、迷った時にはまずかかりつけ医に相談するのが安心です。

かかりつけ医に相談する理由

・お子さんの健康状態や病歴を把握しているため、適切な診断が可能。

・症状に応じて、小児科や内科、その他の専門医を紹介してくれる。

・急な病気の際も、適切な初期対応をしてくれる。

かかりつけ医に相談することで、安心してお子さんの健康を守ることができます。

緊急時の対応方法と受診の判断基準

 緊急時には、冷静に対応することが大切ですが、子供の症状が重く見えるとどうしても不安になりがちです。まずは、緊急時に確認すべきポイントを押さえておくことが重要です。例えば、子供がぐったりして反応が鈍い、呼吸が苦しそう、または意識がもうろうとしている場合は、すぐに病院へ行く必要があります。

次に、緊急受診が必要か判断するための基準も知っておくと安心です。以下のような症状が見られた場合は、ただちに受診すべきです

・高熱(39度以上)が3日以上続く

・呼吸が速い、または苦しそう

・嘔吐や下痢が止まらない

・皮膚に発疹やかゆみが広がっている

・意識がはっきりせず、ぐったりしている

 これらの症状が見られる場合、特に夜間や休日は救急外来を受診することを考えましょう。緊急性がない場合は、日中にかかりつけ医に電話で相談することも良い方法です。緊急時には冷静に対応し、適切な判断を下すことが、お子さんの健康を守るための第一歩です。

緊急時の受診基準

・ぐったりして意識がもうろうとしている場合。

・呼吸が苦しそうに見える、または呼吸困難がある。

・39度以上の高熱が3日以上続く場合。

このような症状を確認した際は、すぐに病院を受診しましょう。

 小児科と内科では見解も考え方も違うので、迷うことはあると思いますが、この記事が皆さんのガイド役になればいいなと思います。

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